讃岐の部室では友達とよく飲んだなあと思う。


本業はおろそかに、飲んでしゃべることが楽しかった。

孤独な時も楽しいが、他人といることが楽しいなんて今はそんなにないぞ。貴重な経験をしたと振り返り感じる。

当時、初めてビールのまがい物(発泡酒)が出始めたところで、それを安さから買って飲み、心底まずいと思ったのは良い経験だ。しかし年月は経て、給与の低さから本物のビールは飲めず、まがい物ばかりを飲んでいる現在。

部室が主とはいえ、たまには居酒屋にも行った。酒についてはむしろ貧しくなったような気がする。

 

「部室鍋」というものがあった。男性数人で材料を調達し、豪快か繊細かよくわからないが大鍋で煮込んだものである。なんだか青春時代の象徴のような気がしてくる。

年に一度同窓会はあるものの、もう少し狭い人的範囲で「部室鍋」を(部室ではもう管理体制が厳しい/時代の要請でできないが)またやってみたいと願っている。