前職の市の社会福祉協議会には、結局わずか10か月ほどの在籍だった。

昨年末にスカウトされて今年の2月1日から現職にある。

繰り返しになるが、市社協では生活困窮者自立支援法のもとでの仕事だった。
市の方から市社協が受託して相談支援を行っていた。

個人的には障害者福祉の経験しかなかったため、あこういう福祉もあるのだなという感じだった。
とにかくやりがいがあった。嘱託だったが収入は良い方だ。月に191,200円もらっていたからなあ。もちろん総支給で。

支援する人は「生活困窮者」。つまり多重債務や刑余者、生活保護を受けざるを得ない状態、精神疾患。引きこもりやギャンブル依存、今日住むところがない、何日もご飯を食べていない。と、そういう方たちだった。

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幸い職場はホワイトだったので、困難ケースも上司や法テラスの弁護士を交えて検討したりと、支援も改良され、さらに自分の「福祉力」が上がったと感じている。

さて生活困窮者自立支援法だが、少し深掘りしてみたい。
本当は行政(市町村)が行うべき仕事であるが、社協やNPO法人に委託することもできる。

対象者は「現在生活保護を受給していないが、生活保護に至る可能性のある者で、自立が見込まれる者」(厚生労働省資料より)である。条文はこちらからどうぞ。短い法律です。

必須事業と任意事業というものがある。前者は必ずやらなければいけないもの。

【必須事業】
  • 自立相談支援事業
  • 住居確保給付金の支給

【任意事業】
  • 就労準備支援事業
  • 一時生活支援事業
  • 家計相談支援事業
  • 生活困窮世帯の子どもの学習支援


私のいた市社協では「生活困窮世帯の子どもの学習支援」以外の任に事業はすべてやっていた。両隣の市には「一時生活支援事業」(住居を持たない生活困窮者に衣食住の提供を行う)をしていなかったので、けっこうにぎわった事業だった。というのも、とりあえず松江市では一時生活支援事業をしている、「旅費困(窮)」として市の福祉事務所からJR代だけは上げるので松江市に行きなさい……。そういう人たちが多かった。

今月末、仕事の関係で前職の職場に顔を出す予定だ。
いま働いている障害者施設での授産品(コロッケ)を30個程度お土産に持っていこうと考えている。


いま所有しているダイハツ「エッセ」の後継車たる「イース」は前消灯がLED球か。
暗い夜道をアパートに向けて走っている我が身としてはうらやましい。