仕事としてひきこもり支援をしてきた期間がある。
関係機関として「ひきこもり地域支援センター」が国内に設置されている。
が、引き継いで終わりか、と言ったらそうでもない気がする。


個人的に振り返ってみる。
もともと孤独が好きな人間だったともいえる。
うつ病を発症してから、趣味や意欲の喪失を経験した。

だから仕事が休みの日は、横になって寝るか読書かといった過ごし方をしている。

幸いにも精神疾患が安定し続け、定年を迎えたらどうしようか。
案外ひきこもりになったりするかもしれない。

とりあえず人生のゴールとして「地域福祉の推進」があるので、そこにうまいところ乗れたらとも思うが。民生児童委員や保護司、NPO立ち上げ、社協へ再就職など。

ひきこもりがちなのでひきこもりの方の気持ちもわかるような気がする。実際、大学卒業後一時期引きこもっていたしなあ。

なんていうんだろう。
私の場合は、社会復帰へと強い後押しを期待していた、若いころは。

現在は、なんだか人生がむなしく、おもしろいことなんてなく、部屋で寝っころがっていた方が良いなと感じてしまう。もちろんそこに抑うつ症状もあるのだろうが。

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ひきこもりの方がそのようになってしまった理由としては、「(ご本人としても)わからない」、「疾病」、「不登校」、「失職」、「家族関係」などなど。

個人的には社会に出ることの怖さもあると思う。
生きていることのむなしさというものもあると思う。

理由は多岐にわたり、いきなり地域へというのも無理があると思う。
個別のニーズを理解し、時間をかけて傾聴し働きかけること。

支援者として気を付けたいのは、ひきこもり状態からいかに早く脱してもらうか競争になってはいけないし、それが支援者の評価になってはいけないというところである。

その人の「これから」も含めた、持続的・将来的な自立を方向付け自信を持ってもらえれば。
ひきこもりの理由が自分でも不明という人もいるのだから、そもそも時間がかかるものと割り切った方がよいと思う。

そして金銭的自立もいろいろあるなあと。
一般就労はもちろん、親の年金を今まで通り頼りにしてゆるやかな就労、世帯で見て生活保護が必要な場合もあるかもしれない。
また多重債務に陥っているかもしれない。

長期的な視点が必要だなあと感じた。